「反体制」や「カウンター」はもはや不可能?トークイベント「文哲研アンダーグラウンド」開催

5月19日(火)に文明哲学研究所の先生方がメインで行うトークイベント「文哲研アンダーグラウンド」が開催されます。銀閣寺道近くにある「劇団地点」のアトリエ「アンダースロー」にて夜のトークイベントとなります。

ご興味のある方は、ぜひ下記フォームよりお申し込みくださいませ。

【「文哲研アンダーグラウンド」とは】
「文哲研アンダーグラウンド」は、京都芸術大学文明哲学研究所の主催による、文字通り地下で行われるトークイベントです。かつて「アンダーグラウンド」は、体制に対する反体制、主流文化に対するカウンターカルチャーを意味する言葉でした。現代ではそうした「反体制」や「カウンター」は、もはや構造的に不可能になっているように見えます。本当にそうでしょうか? そのことを毎回のトピックを通して、参加者の皆さんと共に考えていきたいと思います。

【第1回 音楽と国家】

1999年、「君が代」は正式な日本国国歌となった。

 当時IAMASに勤務していた三輪眞弘は、これにより学校の式典において「君が代」斉唱が強制される時代が来ることを懸念し、「IAMAS校歌」を作曲した。この作品は「校歌」的なるものへの批評であったが、IAMASの入学式や卒業式においては、事実上「校歌」として歌われてきた。

 翌2000年には吉岡洋がIAMASに着任。 京都市立の小・中・高で教育を受けた吉岡は、「君が代」が左翼系教員たちの間で常に問題視されてきたことを記憶する。後に「君が代」それ自体よりも、歌唱の強制が政治の道具とされることに反発し「その歌をいちばん穢している者たち」と題する小文をネットに書き、三輪はそれを自分のホームページにリンクした。

 歌とナショナリズムとは深く結びついている。学校とは「国民」の養成機関でもある。「校歌」の歌う愛校心の先には愛国心がある。京都芸術大学にも、2010年に秋元康が作詞した学園歌「59段の架け橋」がある。第一回は音楽と国民国家との関係を、その根底から考えてみたい。

【レギュラー出演者】
文明哲学研究所 所長:吉岡洋(哲学者)
文明哲学研究所 教授:三輪眞弘(作曲家)

日程2026年5月19日(火)18:30~20:00(18:00開場)
場所「アンダースロー」京都市左京区北白川久保田町21地下(「京屋」という靴屋さんの地下です)
入場料1,000円(ワンドリンク込)要予約、ただし学生は無料(ドリンクをご希望の方は別途ご購入ください)
主催文明哲学研究所
お申し込みフォームhttps://forms.gle/JmgMavnhfsdoPKTi6