3月28日、京都盆地のうす曇りの中、京都芸術大学の野外能舞台という趣のある空間で『しゃべらない対談』が開催されました。ダンサーの垣尾優さんと文明哲学研究所の吉岡洋先生による『しゃべらない対談』は、その名の通り舞台上で言葉を一切交わさないという異色の試みでした。
その独特な世界観を凝縮したショートPVが完成いたしました。全長版も後日公開予定です。
二人はパフォーマンスが始まってから終わるまで、何をするわけでもなく、時に向かい合って座り、時に静かに舞台上を歩き回るを繰り返します。その間、会話やセリフは一切なく沈黙だけが空間を支配します。互いを聴き合う、ただそれだけが織りなす舞台の空気感を、ぜひ映像でご覧ください。
垣尾 優(かきお まさる)
1973年京都生まれ。1995年よりダンスを始める。冬樹にモダンダンス、上海太郎にパントマイムを学んだのち、岡登志子主宰Ensemble Sonne作品、山下残、砂連尾理、松本雄吉、ノーラ・チッポムラ、エルビィ・シレンなどの作品に出演。2006年、塚原悠也とcontact Gonzoを結成し、2009年まで活動。ソロダンス作品として、「愛のゆくえ」(DANCE BOX、2019)、「それから(KYOTO EXPERIMENT、2021)を発表。FIDCDMXソロダンスコンペティション(メキシコ、2018)に選出。 2022年度より京都精華大学非常勤講師。

